うりあぱで物件探し
老後のためのアパート経営。
収益物件・アパートの探し方。
アパート経営で利益を出すには、表面利回り10%以上の物件を手に入れる必要がある。
なぜならアパート経営には、修繕やリフォームなどの経費がかかってくるし、空室でも固定資産税などもかかってくるので、たとえ満室になったとしても、家賃の半分くらいの利益しかないからである。
じゃあ表面利回り10%以上の物件とは、一体どんなものなのか?うりあぱCOMの物件を見ながら、いろいろ調べてみることにする。
情報は随時更新されるので具体的な物件情報は挙げないが、一定のパターンがあるので、そこから雰囲気を読みとるようにしよう。
注目は、表面利回り10%以上の物件の所。
800万円台から数億円まで物件が並んでいる。
しかし最初だから、1千万円前後の物件から考えたい。
というのも不動産購入資金が5千万以上あったとしても、一件目は練習だと思って、失敗しても致命傷にならない範囲でやってみるべきだから。
何冊も本を出しているようなアパート経営者でも、本を読むと失敗のオンパレードだから、初心者は確実に失敗するものだと思った方がイイ。
ビギナーズラックという言葉もあるが、最初に成功しても次で致命傷を受けたら話にならないし。
物件情報の読み方
老後のアパート経営のための物件探し。
最初は勉強だと割り切って、失敗してもあきらめの付く、1000万円前後から2000万円くらいの安い物件から始めるべきだろう。
ただ表面利回りは10%以上ないと、投資資金すら回収できないので利回り10%以上の物件情報を選んで情報を読みとってみる。
まずはうりあぱCOMに載っていた物件。
- 売りアパート 1,880万円
- 表面利回り 11.3%
- 昭和63年築 徒歩2分
- 2DK4戸 駅のすぐ裏手 満室
2DKと書いてあるので、社会人とか若い夫婦向けの物件。
利回りが11%なので、1880万円×0.113=212万円で、ずっと満室ならば、年間の家賃収入は200万円くらいってことだ。
4戸なので1戸あたり50万円、つまり家賃は4万4千円で貸しているって事だな。
現状が満室なので、取りあえず今はリフォームなどの必要はなさそう。
駅から徒歩2分なので、交通の便もよく、部屋が空いても新しい入居者はすぐに見つかりそう。
昭和63年築だから、築25年くらいで、あと15年くらいはしっかり立っていそう。
…等と言うことが読みとれる。
告知事項もないし、良い条件の物件のように見えるのだが、売り主さんはなぜこの物件を売ろうとしているのか、その当たりを聞いてみる必要がありそうだ。
家賃の半分がオーナーの手元に残ると考えても、毎年100万円ずつ入ってくるわけだから、なぜこの物件を手放すのかは、しっかり調べる必要があるだろう。
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